転ばぬ先の歩行補助具|リハビリ通信vol06

東京都三鷹市・調布市・武蔵野市近隣の介護老人保健施設 花水木(老健はなみずき)では、リハビリ・機能訓練で注意すべきことや、日常の風景・出来事についてお伝えしています。

カテゴリ:歩行補助具/歩行器/車椅子/リハビリ

転ばぬ先の歩行補助具

歩行を補助する用具には、杖や歩行器、車椅子等があります。「使ったら歩けなくなってしまうのでは?」と言う話をよく聞きます。「杖や歩行器を使うようになると足が弱くなる、車椅子を併用するようになると立てなくなる。」と色々心配されているようです。しかし、適切な歩行補助具を利用する事は、長く歩くため、しっかり立てるための第一歩です。


歩けなくなるのは、転倒による骨折や病気が主な原因です。ですから、転倒につながりやすい「精一杯」な状態での歩行はおすすめ出来ません。またそのような歩き方では十分な運動量を確保しづらい上に、膝や腰の痛みにつながることも多いようです。

必要な距離を実用的な時間で安全に歩けることを第一とし、杖や歩行器、車椅子を上手に活用しましょう。安心できる環境で思い切り歩いて運動量を十分に確保する事が、健康にとっての貯金となるでしょう。


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