継続は力なり!!|リハビリ通信vol28

更新日:2019年10月21日

カテゴリ:運動/秋/太もも/リハビリ/仗/車いす/靴/記名/靴の買い替え

運動の秋です!健康や体力を維持するために自宅で取り組んでいる運動はありますか? 無理をして体の負担となったり、張り切りすぎて三日坊主で終わったり・・・、そんな経験が今までにありませんか? 運動は継続出来てこそ真の力となります。

【運動を選ぶポイント】

運動を選ぶポイント ①負担は軽めに設定する ②運動は簡単なものを選ぶ ③運動の種類を増やしすぎない 運動を選ぶポイント


①について:息があがったり、歯を食いしばる様な負荷の強い運動は体に負担となり、そのうち億劫に感じるでしょう。若者やスポーツ選手のトレーニングとは違います。瞬発力より持久力をつけられるよう心がけましょう。

②について:運動が複雑でややこしいものは、覚えづらいだけでなく間違えやすく効果が薄れてしまいます。日常の身体の動きに近い簡単な運動の方が、コツもつかみ易く実際場面にも役立ちます。

③ついて:あれやこれやと沢山の運動に取り組んで効果を欲張りたいものですが、どっちつかずという欠点にもなります。継続させるためには運動の種類を絞りましょう。

【太ももの筋トレ】

太ももの筋トレ

重要【生活として活きるリハビリ】

今回鍛える太ももの筋肉は、大腿四頭筋です。
この筋肉を鍛えると、立ったり歩いたりに加え、家事での中腰動作が安定したり、畳からの立ち上がりに役立ちます。

 

ポイント①
 上半身はゆったり構える!
ポイント②
 膝が悪い方は無理して伸ばさないように!
ポイント③
 1,2,3,4で挙げて5,6,7,8で降ろす。
挙げたときに少しこらえると効果的です!

注意
太ももは座面につけたままにし、浮かせないこと。腰痛の原因になります!

 

秋恒例【杖等の用具点検を行います 持ち物への記名も忘れずに!】

秋の恒例となりました杖や車いす等の用具点検を、今年も一斉に行います。運動シーズン真っ盛り、万全の用意で取り組んで下さい。
点検の結果は連絡帳にてお知らせします。点検内容と対応については以下を参考になさって下さい。


<  杖  >
杖は杖先ゴムを確認します。劣化や片減りにて交換が必要な場合は、ホームセンター、介護ショップ、福祉機器業者にて交換用の杖先ゴムを手配・購入出来ます。サイズがありますので杖の太さを測っておきましょう。登山用杖は購入された専門店にご相談下さい

< 車いす >
車いすは車輪の空気圧を点検し、補充します。車輪の空気圧以外に手入れが必要な場合には、レンタル・購入先にご相談下さい。

<  靴  >
靴は靴底の減りや踵の傷みを点検します。足を守って安全な歩行を支援する大切な用具です。以前靴のアドバイスを掲載しました。同じものですがもう一度紹介しますので買い替える場合の参考になさって下さい。

<持ち物への記名>
持ち物への記名も確認します。レンタル品への記名は直接なさらないように気を付けて下さい。

 

【靴を買い替える際に注意すること】

靴を買い替える際に注意すること

一昔前に比べると、リハビリ用の靴は種類が増え、デザインや色を選べるようになりました。一般のウオーキングシューズも良質なものが増え、必ずしも介護ショップの靴でなくとも良くなってきています。
ただし、「左右で足のサイズが違う」「足の長さが違うので靴底に調整が必要」「浮腫みや足指の変形がある」などの場合には購入前に靴を検討することが大切なので機能訓練職員へご相談下さい。

・中敷きは足の座りを良くしてくれるのであると良いでしょう。

・つま先部分の靴底は踵よりやや薄く、地面から持ち上がっている方が歩きやすいです。

・踵はある程度の硬さがあり型崩れしにくい物を選びましょう。
元々柔らかい靴や踵を踏んで形を崩すのはいただけません。

・靴底には厚みが必要です。バレエシューズは靴底が薄いのでお勧めできません。

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