お月見献立

10月15日の十三夜はお月見ということで、月に見立てた「月見つくね」や「月見デザート」で秋の訪れを楽しんでいただきました。

第4回 ケアラー支援

第4回・ケアラー支援の会を開催しました。

「ケアラーさんのための『エンディングノートの活用法』」をテーマに、NPOこれからフェスタ代表 田中まさこ先生を講師としてお招きし、当日は地域の方など13名の方が参加して下さいました。

ケアラーさんの終活とは「ケアラーさんがこれからの人生を楽しむため、自分がいなくなったあと大切な人を守るための準備」とのお話から、実際にエンディングノートの一部を使って「これからの人生でやりたい事」「今会いたい人は?」について参加者同士で話をしました。田中先生の素敵なお話に参加者の方から笑顔が絶えない会となり「エンディングノート気楽に書き始めていいんだと知った」「書きながらたくさんの楽しかったことや苦労したことなどを思い出す機会になった」「前向きな気持ちになれた」「笑いをすっかり失っていたがこれからは笑いを取り戻したい」等の感想をいただき、日頃介護で苦労されているケアラーさんたちの笑顔が取り戻せる機会になりました。

今年度は「介護者の幸せを考える」をテーマにしています。次回は2月ごろに開催予定です。

~食事の「形態」あれこれ~

 一昔前は食事の食べ易さに基準などはなく、主観に頼った調理にならざるを得ませんでした。五体満足であれば問題ありませんが、病気や加齢等により機能が損なわれてしまうとその限りではありません。
自身の能力に合わない食事を食べることは、「誤嚥性肺炎」に罹患するリスクを高めてしまう事は近頃よく耳にするのではないでしょうか?
日本では、2013年に「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食分類」が食形態に関する統一規格として初めて作成されました。この基準により、共通言語として用いられるようになりました。最近では、この基準を元に下記の表にあるような多様な分類が生まれ、食べ易さに配慮した調理済みの介護食品が次々に発売されるようにもなっています。
介護食の市販品では「キューピー”やさしい献立”」や「マルハニチロ”メディケア食品”」、「ASAHI”バランス献立”」等々、分類基準に即した配食サービスも増えてきており、介護食の選択肢は益々広がってきているようです。
〇様々な食形態の分類基準

出典「学会分類2021と他分類の対応 – 使う | 栄養指導Navi (healthy-food-navi.jp)」

【クリニック花水木からのお知らせ】    令和6年度コロナワクチン・インフルエンザワクチンの予約について

当院では令和6年10月1日よりワクチン接種を開始いたします。

受付窓口、又はお電話で承っておりますので、診察券をご用意の上、ご連絡をお願い いたします。

【コロナワクチン】 クーポン券 お持ちの方         2,500円

          お持ちでない方        16,500円(税込み)

【インフルエンザワクチン】  65歳以上の方         2,500円

              64 歳以下の方    3,800 円(税込み)

※ご予約やお問合せで、お電話が混み合う可能性がございます。繋がらない 場合は時間を置いてからお掛け直しください。又、診察時間外の留守電では承っておりませんので、ご了承ください。

指導者・現任者合同研修

8月5日「個人情報保護法について」研修を行いました。

同月19日には「急変時対応」をテーマにAEDを使用した実演を行いました。

参加できなかった方へは別日を設け全員が参加することができました。

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職場体験

中学生の職場体験がありました。レクリエーションで一緒に髪飾りを作りました。

細かい作業もあり大変でしたが、学生さんと利用者様でどんな飾りにしようか相談し、

笑顔で楽しく取り組むことができました。

<夏至の日献立>

梅しらすご飯、みそ汁、かれいの菜種蒸し、モロヘイヤとオクラの和え物、フルーツ

夏本番を迎える前に、食欲や体力が落ちないよう旬の食材のモロヘイヤやオクラを取り入れました。

おやつは梅雨の季節にぴったりな「紫陽花の練り切り」を提供しました。

~睡眠・内時計のお話~                         太陽の光を浴び規則正しい生活を!

 ご入所者様との会話の中で、「体内時計」の話題が出たことから、気になって調べてみました。人間の体の中に体内時計と言われる時を刻む仕組みがあることはお馴染みだと思います。しかし、近年発見された「時計遺伝子」という言葉は、それほど耳馴染みのある言葉ではないのではないでしょうか。この「時計遺伝子」とはどんなものか、簡単に言うと「体内時計をコントロールするたんぱく質を作る遺伝子」のことで、私達がこれまで口にしていた「体内時計」という言葉の根拠となる様な発見でした。この遺伝子の同定を理由に、ノーベル医学・生理学賞が授与されたそうなので、世界的なすごい発見だったことが伺い知れますよね。

近年の研究を受けて、改めて「体内時計」はどんな働きをしているのでしょうか?それは、体内の時間軸を調整する働きを担っています。脳の「視交叉上核」に「メイン」の体内時計が、体中(脳、心臓、胃、腸、皮膚、血液、筋肉etc…)に個別で動く「サブ」の体内時計があり、「サブ」時計が「メイン」時計に合わせる形で、1日単位で調整(リセット)してバランスを保っているとのことです。

このような「体内時計」のバランスが狂うと、睡眠障害やうつ病、肥満や糖尿病等の代謝障害、免疫・アレルギー疾患、さらに癌の発症にもつながることが分かってきました。それでは、私達はどのような事に気をつけていけば良いのでしょうか?
そこで、目安となるような資料をみつけてきました!

体内時計を狂わせないための生活上の工夫10カ条

1.朝の光は推奨しますが、夜の光(スマホ、PC)は夜型化を助長するのでやめましょう。
2.朝食をしっかり摂り、末梢時計(副時計)に朝を教えましょう。
3.休日もできるだけ起床時刻を守り、平日と2時間以上ずれないようにしましょう。
4.カフェインを含むお茶やコーヒーは、就寝4時間前までに済ませましょう。
5.朝から夕までの運動は推奨しますが、夜遅い運動は夜型化と入眠障害になりやすいのでやめましょう。
6.昼寝をするなら午後3時までに、長くても30分以内にしましょう。
7.明る過ぎる寝室は良くないので、影響が弱い赤色系の電球を利用するようにしましょう。
8.寝酒は深い睡眠を得られにくいのでやめましょう。
9.食事はできるだけ就寝2時間前までに済ませましょう。
10.夕食が遅くなるときは、18時前に分食(主食)を摂り、夜遅い食事は軽い低カロリー食にしましょう。

参考資料:睡眠障害の診療・治療ガイドライン研究会2002.健康づくりのための睡眠指針2014(厚生労働省、平成26年)

 上記を参考に、体内時計のバランスを崩さない生活を意識してみませんか?

~地域貢献活動~

11月23日に北の台ネットワーク主催の「ふれあい朝市」に参加をしてきました。

健康相談コーナーとして、今回は握力計を使ったり、片足立ちが何秒出来るかを計ったりする健康チェックを行いました。

今回は子供たち向けに折り紙でピョンピョンカエルやコマ、花の飾りを利用者様や職員で作ったものも展示とプレゼントに活用し、来場者の皆さんに楽しんでいただけたと思います。

第34回全国介護老人保健施設大会 宮城

11月21・22日、宮城県仙台市にて第34回全国老人保健施設大会が開催されました。

11月21日に、令和5年度公益社団法人全国老人保健施設協会表彰に塚本理事長が表彰されました。

また、当施設より6名が参加、3名が以下の演題で口演を行いました。

「水分摂取で健康維持 無理なく美味しく飲もう」

「高齢者が効率よく筋力を向上させるには」

「早期退所支援で家族のモチベーション維持を」

事前の予演会より各演題者が練習を重ね、堂々とした発表ができました。

他施設の発表も参考になるものばかりでした。

ご利用者様へのサービス向上に向けて日々、努力、研鑽を積み上げていきます。

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